音楽修行ノート

家事育児と音楽の両立を目指して…鍵盤・作詞作曲・DTM音楽制作の修行記録

複数の書籍を見比べて

音楽のお勉強

今は主に「コード作曲法」をやってて、やっと分析編1へと入りました。
でもあやふやなところは何度も何度も音声講座を聴き直し、特にコード進行のパターンを取り上げてるところは「どうしてこうなったか」を考えるようにしてます。


ヤマハの即興演奏の勉強で学んだベースの動かし方とか、こんな所で無意識に使っちゃってるんだ〜と、子ども時代に学んだことが自然に身についてるのかもしれません。
オルタネイティングベースって習ったかな(30年も前でうろ覚え)…基本はコードの根音→第5音の繰り返しで、ドミナントのときは第5音→根音って動かして、コードが変わる時にトニックとドミナントの間の時はそのまま動かせるけど、サブドミナントなときはそのまま同じのを手前で踏んだり第3音を踏んだりとか、色々なパターンを習ったなぁ・・・って。
これらを即興演奏ですから、その時瞬間ですぐ足を動かして弾かなくちゃいけないので、小学生ながら相当に大変な修行でした(苦笑)大体の子がここで挫折してエレクトーン止めるんですわ…。
これはエレクトーンコースだから習ったのかもしれませんが、ピアノコースだったらどうだったのかな。娘(ヤマハのピアノ個人)の時はここまで習ってないで6級まで受けちゃったみたいだけど。


あとは「とにかくドミナントモーションに注目する」(減五度→長短三度に解決する動き)って考えればコードは紐解きやすいのだなと、それと気持ちいいテンションの選択は実際に鍵盤を鳴らして耳で覚えるのが早道かなと。
ハ長調でEm7がトニックではあるけどトニック感が薄い意味も、ドミナントのシファ→トニックのドミの解決に必要なドミが揃って無いってことなのかなぁとも考えたりして、色々試行錯誤してみるのが面白くなってきました。
長調のほうが短調よりドミナントからトニックに戻った特の強制感覚が大きいんだなとも。短調のほうがまろやか。


他の書籍もチラチラ見つつ


コード作曲法は中級編って感じで、基本部分とかスケールの部分で抜けてる(あえて取り上げてないのだと思いますが)ので、私はいつも参考にしてる「松田昌の音楽講座」(コンパクトサイズにまとまった良書なのですが絶版なんです)「松田昌の音楽トレーニング」(これはまだ売ってると思いますがチト高い…)を取り出してきて、コード関連の所を見比べてみたりして、それでまた考えが深まったような気がします。
音楽理論って1冊だけでは学べないですね。3冊くらいあると、色んな考え方が分かって、自分なりのルールを作る土台になるような気がします。